[主催]
思潮社
[第1回授賞年]
1960年
[解説]
思潮社が発行している月刊誌「現代詩手帖」の新人賞で、詩壇を代表する新人賞の一つとされる。毎号「新人作品」という投稿欄を設けて掲載している中から、前年6月号から当年5月号に発表された作品を対象に、年間で最も優れた作品が、選考委員により選ばれている。清水昶は第7回(1966年)、金井美恵子は第8回(67年)、伊藤比呂美は第16回(78年)、白石公子は第18回(80年)、関口涼子は第26回(88年)の受賞。第10回(69年)の帷子耀と第46回(2008年)文月悠光は、ともに中学生から投稿を始め、帷子は15歳(受賞時)、文月は16歳(同)と、高校生で受賞している。
[ジャンル]
詩歌:未発表の自作詩
[募集形態]
公募(「新人作品」欄):400字詰縦書き、ワープロ原稿は20字詰縦書き(文字数、投稿編数に制限なし)
[結果発表]
例年、4月の発表(「新人作品」欄は毎月20日締め切りで、翌月発売の号に入選作と選評を掲載)。
[賞品賞金]
賞金10万円。
[選考委員]
2017年:新人作品欄:廿楽順治(詩人)、日和聡子(詩人)
[最近の結果]
マーサ・ナカムラ、水沢なお(第54回、2016年)、板垣憲司、野崎有以(第53回、2015年)、岡本啓(第52回、2014年)、森本孝徳(第51回、2013年)、依田冬派(第50回、2012年)、榎本櫻湖 、ブリングル(第49回、2011年)、岩尾忍、暁方ミセイ(第48回、2010年)
[主催者HP]
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho
(2016年10月時点)