[主催]
日本詩人クラブ
[第1回授賞年]
1991年
[解説]
和暢(わちょう)友愛、詩及び詩学の興隆、国語の醇化、詩の国際交流による平和への貢献を目的に掲げて1950年に創立された日本詩人クラブが主催する新人賞。クラブ創立40周年を記念して、90年に新人の登竜門として創設された。前年(1~12月)1年間に発行された新人の詩集(奥付に発行年月日が記載されたものに限る)を対象に贈られている。第1回(91年)受賞は中村不二夫「mets」だった。68年に始まる「日本詩人クラブ賞」、2000年創設の「日本詩人クラブ詩界賞」と併せて日本詩人クラブ三賞と呼ばれている。
[ジャンル]
詩歌:詩集
[募集形態]
非公募:会員及び日本詩人クラブが依頼した推薦人の投票による。
[結果発表]
例年、2月の発表。
[賞品賞金]
正賞のブロンズ像と、副賞として賞金20万円。
[選考委員]
第27回(2017年発表、メンバーは毎年入れ替わる):秋元炯(詩人)、神田さよ(詩人)、黒羽由紀子(詩人)、塚本敏雄(詩人)、中島悦子(詩人)、林哲也(詩人)、吉田義昭(詩人)
[最近の結果]
颯木あやこ「七番目の鉱石」(第26回、2016年)、石下典子「うつつみ」(第25回、2015年)、中島真悠子「錦繍植物園」(第24回、2014年)、池田順子「水たまりのなかの空」(第23回、2013年)、大野直子「化け野」(第22回、2012年)、渡辺めぐみ「内在地」(第21回、2011年)、伊与部恭子「来訪者」、倉本侑未子「真夜中のパルス」(第20回、2010年)
[主催者HP]
http://japan-poets-club.d.dooo.jp/award/Japan-Poets-Club_ThreeAwards.html
(2016年10月時点)