[主催]
日本詩人クラブ
[第1回授賞年]
1968年
[解説]
習熟した詩人の詩書(全詩集、選集、旧作中心の書を除く)の中から優れたものを表彰し、広く社会に推奨することを目的として、1968年に始められた。前年(1~12月)1年間に刊行された書籍(奥付に発行年月日が記載されたものに限る)を対象に贈られている。第1回受賞は木村孝「五月の夜」だった。主催の日本詩人クラブは、和暢(わちょう)友愛、詩及び詩学の興隆、国語の醇化、詩の国際交流による平和への貢献を目的に掲げて1950年に創立。同年10月には、機関誌「詩界」も創刊されている。同賞は、1990年に創設された「日本詩人クラブ新人賞」、2000年創設の「日本詩人クラブ詩界賞」と併せて、日本詩人クラブ三賞と呼ばれている。
[ジャンル]
詩歌:詩集
[募集形態]
非公募:会員及び日本詩人クラブが依頼した推薦人の投票による。
[結果発表]
例年、2月の発表。
[賞品賞金]
正賞のレリーフと、副賞として賞金30万円。
[選考委員]
第50回(2017年発表、メンバーは毎年入れ替わる):北岡淳子(詩人)、佐川亜紀(詩人)、たかとう匡子(詩人)、中村吾郎(詩人)、長谷川忍(詩人)、山田隆昭(詩人)、山本みち子(詩人)
[最近の結果]
林嗣夫「そのようにして」(第49回、2016年)、柴田三吉「角度」(第48回、2015年)、金堀則夫「畦放(あなはち)」(第47回、2014年)、佐川亜紀「押し花」、岡野絵里子「陽の仕事」(第46回、2013年)、一色真理「エス」(第45回、2012年)、北岡淳子「鳥まばたけば」(第44回、2011年)、硲杏子「水の声」(第43回、2010年)
[主催者HP]
http://japan-poets-club.d.dooo.jp/award/Japan-Poets-Club_ThreeAwards.html
(2016年10月時点)