[主催]
現代歌人協会
[第1回授賞年]
1957年
[解説]
現代歌人協会が主催する文学賞には、「現代短歌大賞」と「現代歌人協会賞」の二つがあり、大賞の方は、ベテラン歌人を対象にしているのに対し、現代歌人協会賞は、新人を対象にした歌壇への登竜門として、協会発足以来の歴史ある文学賞となっている。前年1月から12月までの1年間に刊行された歌集の中から選ばれる。協会会員の推挙を経て、選考委員の討議により受賞作を決定するが、候補歌人と同じ結社の選考委員は討議に加わらない。
[ジャンル]
詩歌:短歌(歌集)
[募集形態]
非公募:協会会員推薦
[結果発表]
例年、4月の発表。
[賞品賞金]
賞状と賞金20万円、および現代歌人協会への入会資格。
[選考委員]
第60回:小島ゆかり(歌人)、大島史洋(歌人)、木村雅子(歌人)、笹公人(歌人)、外塚喬(歌人)、東直子(歌人)、吉川宏志(歌人)
[最近の結果]
吉田隼人「忘却のための試論」(第60回、2016年)、服部真里子「行け広野へと」(第59回、2015年)、大森静佳「てのひらを燃やす」(第58回、2014年)、内山晶太「窓、その他」、山田航「さよならバグ・チルドレン」(第57回、2013年)、柳澤美晴「一匙の海」(第56回、2012年)、光森裕樹 「鈴を産むひばり」(第55回、2011年)、野口あや子「くびすじの欠片」、藤島秀憲「二丁目通信」(第54回、2010年)
[主催者HP]
http://kajinkyokai.cafe.coocan.jp/
(2016年10月時点)