[主催]
短歌研究社
[第1回授賞年]
1963年
[解説]
「短歌研究新人賞」「現代短歌評論賞」と並ぶ、短歌研究社の三つの短歌賞の一つで、実力ある歌人を顕彰することを目的としている。前年1年間に短歌総合誌(1月号~12月号)に発表された20首以上の作品を中心として、その完成度の高さと、それまでの作歌活動の実績を合わせて評価し、選ばれている。第1回受賞(1963年)は佐藤志満「鹿島海岸」30首。以後、第2回(64年)の福田栄一「囚れ人の手のごとく」50首、第3回(65年)の大西民子「季冬日々」30首と、第一線で活躍する歌人たちが続いた。途中、1971年から2年の中断があったが、73年に復活。創設以来半世紀にわたる文学賞となっている。
[ジャンル]
詩歌:短歌
[募集形態]
非公募
[結果発表]
例年、5月の発表(第52回は「短歌研究」2016年9月号)。
[賞品賞金]
賞状と、副賞として賞金50万円。
[選考委員]
小池光(歌人)、佐佐木幸綱(歌人)、高野公彦(歌人)、永田和宏(歌人)、馬場あき子(歌人)
[最近の結果]
三枝浩樹「二〇一五年夏物語」31首(第52回、2016年)、橋本喜典「わが歌」31首(第51回、2015年)、内藤明「ブリッジ」30首(第50回、2014年)、大口玲子「さくらあんぱん」28首(第49回、2013年)、梅内美華子「あぢさゐの夜」20首(第48回、2012年)、花山多佳子「雪平鍋」30首、柏崎驍二「息」20首(第47回、2011年)、米川千嘉子「三崎の棕櫚の木」30首(第46回、2010年)
[主催者HP]
http://www.tankakenkyu.co.jp/award/kenkyusyo.html
(2016年10月時点)