[主催]
講談社
[第1回授賞年]
1979年
[解説]
講談社エッセイ賞、講談社科学出版賞と併せて発表されている、ノンフィクションを対象とした文学賞。受賞作には、立花隆「日本共産党の研究」、柳田邦男「ガン回廊の光と影」(第1回、1979年)、松下竜一「ルイズ」(第4回、82年)、本田靖春「不当逮捕」(第6回、84年)、長尾三郎「マッキンリーに死す」(第8回、86年)、高橋幸春「蒼氓(そうぼう)の大地」(第13回、91年)、下嶋哲朗「アメリカ国家反逆罪」(第16回、94年)、岩川隆「孤島の土となるとも」(第17回、95年)、野村進「コリアン世界の旅」(第19回、97年)、ドウス昌代「イサム・ノグチ」(第22回、2000年)、溝口敦「食肉の帝王」(第25回、03年)と半数以上を講談社刊行作品が占めているが、それはまた、ノンフィクションにも力を注いできた同社の成果ともいえる。
[ジャンル]
ノンフィクション
[募集形態]
非公募
[結果発表]
例年、7月中旬から下旬の発表。
[賞品賞金]
賞状、記念品と、副賞として賞金100万円。
[選考委員]
後藤正治(作家)、高村薫(作家)、立花隆(作家)、中沢新一(宗教学者)、野村進(作家)
[最近の結果]
長谷川康夫「つかこうへい正伝 1968-1982」(第38回、2016年)、眞並恭介「牛と土」(第37回、2015年)、清武英利「しんがり」(第36回、2014年)、角幡唯介「アグルーカの行方」、高野秀行「謎の独立国家ソマリランド」(第35回、2013年)、大鹿靖明「メルトダウン」、安田浩一「ネットと愛国」(第34回、2012年)、角岡伸彦「カニは横に歩く」、森達也「A3」(第33回、2011年)、中田整一「トレイシー」、堀川惠子「死刑の基準」(第32回、2010年)
[主催者HP]
http://www.kodansha.co.jp/about/nextgeneration/award/25044.html
(2016年10月時点)