[主催]
小学館「週刊ポスト」「女性セブン」「SAPIO」
[第1回授賞年]
1994年
[解説]
「週刊ポスト」の創刊25周年を記念して1993年に創設された「21世紀国際ノンフィクション大賞」が、第7回(2000年)から改称して再出発した。ジャーナリスティックな視点に基づく政治・経済・社会・スポーツなどのドキュメントをはじめ、著名人物の知られざる一面を描いた評伝など、独自の視点やアプローチから現代社会の一面を切り取った作品を求めている。大手メディアが主催する未発表作品の公募ノンフィクション賞としては、最も長い歴史を持つ。これまでに、第4回(1997年)の最相葉月「絶対音感」などの話題作を生んだほか、大賞に届かなかった優秀賞や最終候補作でも、多くが書籍として刊行されている。
[ジャンル]
ノンフィクション:プロ・アマ、性別、国籍、年齢不問。グループ、共同著作も可。未発表の作品に限るが、雑誌やブログなどで発表された作品は、加筆による未発表部分が半分以上であれば可。自費出版物については、書店に流通していなければ可。
[募集形態]
公募:400字詰め原稿用紙200~300枚程度、ワープロ原稿は40字×40行で50~80枚程度(別に1200字程度の梗概[こうがい]を添付)。
[結果発表]
2016年より8月末の締め切りで、10月ごろの発表。
[賞品賞金]
大賞は300万円。
[選考委員]
高野秀行(ノンフィクション作家)、三浦しをん(作家)、古市憲寿(社会学者)
[最近の結果]
柳川悠二「永遠のPL学園 六〇年目のゲームセット」(第23回、2016年)、森健「小倉昌男 祈りと経営」(第22回、2015年)、該当作なし(第21回、2014年)、松永正訓「トリソミー」(第20回、2013年)、山口由美「R130-#34 封印された写真」(第19回、2012年)、小倉孝保「柔の恩人」、河野啓「北緯43度の雪」(第18回、2011年)、受賞作なし(第17回、2010年)
[主催者HP]
http://www.shogakukan.co.jp/news/prize
(2016年10月時点)