[主催]
講談社
[第1回授賞年]
1985年
[解説]
文字通りエッセイを対象にした文学賞で、講談社ノンフィクション賞、講談社科学出版賞と併せて発表される。第1回(1985年)の野坂昭如「我が闘争」、沢木耕太郎「バーボン・ストリート」をはじめ、これまでに吉行淳之介「人工水晶体」(第2回、86年)、早坂暁「公園通りの猫たち」(第6回、90年)、須賀敦子「ミラノ 霧の風景」(第7回、91年)、林望「林望のイギリス観察辞典」(第9回、93年)、東海林さだお「ブタの丸かじり」(第11回、95年)、米原万里「魔女の1ダース」(第13回、97年)、いとうせいこう「ボタニカル・ライフ」(第15回、99年)、関川夏央「昭和が明るかった頃」(第19回、2003年)、酒井順子「負け犬の遠吠え」(第20回、04年)、福田和也「悪女の美食術」(第22回、06年)、立川談春「赤めだか」(第24回、08年)などのように、小説家、ノンフィクション作家、脚本家、エッセイスト、学者、マンガ家、落語家といった、多彩な人材が受賞している。
[ジャンル]
評論随筆
[募集形態]
非公募
[結果発表]
例年、7月中旬から下旬の発表。
[賞品賞金]
賞状、記念品と、副賞として賞金100万円。
[選考委員]
岸本佐知子(翻訳家、エッセイスト)、酒井順子(エッセイスト)、東海林さだお(マンガ家)、坪内祐三(評論家)、林真理子(作家)
[最近の結果]
横尾忠則「言葉を離れる」(第32回、2016年)、ジェーン・スー「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」(第31回、2015年)、末井昭「自殺」(第30回、2014年)、小川恵「銀色の月」、永田和宏「歌に私は泣くだらう」(第29回、2013年)、平松洋子「野蛮な読書」(第28回、2012年)、内澤旬子「身体のいいなり」、内田洋子「ジーノの家」(第27回、2011年)、長島有里枝「背中の記憶」、山川静夫「大向うの人々」(第26回、2010年)
[主催者HP]
http://www.kodansha.co.jp/about/nextgeneration/award/25044.html
(2016年10月時点)