[主催]
日本医師会
[第1回授賞年]
2012年
[解説]
日本医師会が日本の医療や医療制度に対する国民の興味を喚起する小説を顕彰する文学賞。医療を施す側と受ける側とのより良い信頼関係の構築を図り、医療に対する国民の理解と共感を得るとともに、日本の活字文化推進に寄与することを目的として、2011年に設立された(授賞は翌12年から)。厚生労働省の後援と新潮社の協力を受けている。前年1月から12月までの1年間に書籍として刊行された作品を対象に、3月下旬ごろに選考会が開かれ選ばれている。
[ジャンル]
小説:医療をテーマにした作品、医療を素材とした作品
[募集形態]
非公募
[結果発表]
例年、3月下旬ごろの発表。
[賞品賞金]
賞状と、副賞として賞金100万円。
[選考委員]
篠田節子(作家)、久間十義(作家)、養老孟司(解剖学者)
[最近の結果]
中島京子「長いお別れ」(第5回、2016年)、上橋菜穂子「鹿の王(上・下)」(第4回、2015年)、久坂部羊「悪医」(第3回、2014年)、受賞作なし(第2回、2013年)、帚木蓬生「蠅の帝国 軍医たちの黙示録(上)」「蛍の航跡 軍医たちの黙示録(下)」(第1回、2012年)
[主催者HP]
http://www.med.or.jp/people/info/people_info/004138.html
(2016年10月時点)