[主催]
朝日新聞出版
[第1回授賞年]
2009年
[解説]
朝日新聞の出版本部を引き継ぎ、2008年に朝日新聞出版が分離独立したのを機に創設された文学賞。「従来の枠にとらわれない時代小説の書き手を発掘する」ことを目的に、プロ、アマを問わず、進取の気性に富んだ意欲的な作品を募集している。受賞作は朝日新聞出版より単行本として刊行されるほか、テレビ朝日が協賛していることから、ドラマ化される機会もある。
[ジャンル]
小説:長編の時代小説(未発表作品に限る)
[募集形態]
公募:400字詰300~400枚、ワープロ原稿は40字×30行を目安に400字詰換算の枚数を明記。別に800字以内で梗概(こうがい)を添付。
[結果発表]
例年、12月下旬の締め切りで、翌年9月の発表。
[賞品賞金]
正賞の記念品と、副賞として賞金200万円。
[選考委員]
縄田一男(文芸評論家)、葉室麟(作家)、松井今朝子(作家)
[最近の結果]
木村忠啓氏「堀に吹く風」(第8回、2016年)、志野靖史「信長のおもかげ」(第7回、2015年)、該当作なし(第6回、2014年)、吉来駿作「火男」(第5回、2013年)、仁志耕一郎「無名の虎」(第4回、2012年)、平茂寛「隈取絵師・鍬形恵斎」(第3回、2011年)、乾緑郎「忍法煙之末」(第2回、2010年)
[主催者HP]
http://publications.asahi.com/jidai/
(2016年10月時点)