20世紀初頭のイギリス国王、エドワード7世(在位1901~10)時代の美術、工芸、建築、風俗などを表す言葉。ファッションでは、当時を思わせる繊細で装飾的なスタイルのこと。ウエストをしぼり、胸の豊かさを強調した官能的なシルエット。フリルやリボンで埋めたレーシーなブラウスなどが特徴。また、後ろ身頃にフレアーの入った細身のテーラードジャケット(エドワーディアンジャケット)、編み上げブーツといった、マニッシュなものも共存。19世紀から20世紀にかけてのさまざまな要素が混じったスタイルで、1970年代に流行した。オーソドックスで日常的なファッションが主流を占める中で、意外性のあるスタイルとして再びリバイバルしている。