東京をパリ、ミラノと並ぶファッションの発信基地にというねらいで、1985年秋より、年2回、4月と11月に東京・代々木の国立競技場特設テントを中心に開催されている。85年7月、三宅一生ら、国際的に力をつけたデザイナーが母体となって結成された東京ファッションデザイナー協議会(90年7月現在、会員45名)が運営にあたっている。ヨーロッパに追従せず、独自のカジュアルファッションをアピールしている。'91春夏コレクションから韓国のデザイナーも参加するなどアジアのデザイナーたちのオリジナルなクリエーションの発信の場としても注目を集めている。レディース、メンズを同時期に発表するのも東京コレクションの特色である。