1994年4月に東京・新宿のデパート伊勢丹に新設された、若手デザイナー8人の商品を集めたコーナー。本館1階の中央に位置する一等地に、77平方メートルの広いスペースを割いて作られ、話題となった。若手デザイナーの発表の場が少ないこと、DCブランドブーム以降、新たな人気デザイナーが生まれていないことはファッション界の課題の一つ。これに大型百貨店が挑戦したという形になる。また、商品はすべて買い取りで、派遣店員ではなく同店の社員が販売するという力の入れようだが、売り上げの悪いブランドは次回契約打ち切りという条件である。