通産省の外郭団体、人間生活工学研究センターと通産省が作成した日本人の体形データベースのこと。1992年から全国を巡回、2年がかりで、レーザー光線を当てて身体の立体像を測る3次元計測装置により、5万人分の画像データを取った。93年から有料で公開している。計測個所は身体各部178項目にのぼる。このほかに画像データに基づいて任意の場所を採寸した値や、未加工の画像データも提供している。日本のアパレルメーカーだけでなく、日本向けの商品開発をする海外企業や、自動車部品、靴、眼鏡、住宅関連企業などがデータを購入し、実際の商品開発も進んでいる。