1960年代後半から70年代前半にかけて流行したファッション。ベトナム戦争をきっかけに既成社会に対し異議申し立てをした反体制の時代であり、カウンターカルチャー(対抗文化)の時代だった。こうした社会の動きはファッションにも大きな影響を与え、ロンドンのモッズルックやサンフランシスコ発祥のヒッピールックなどを生み出した。また、宇宙ルック、モンドリアン・ルック、サイケデリックなど未来のイメージやアートの要素をもったものも多い。ミニスカート、シースルー、チュニック、ハイゲージのアンサンブルニット、パンタロンなど、60年代の流行を思わせるファッションが若者の人気を集めている。