「年代物」の意味。新しいものには出せない風合いやデザインに魅力がある「古くて価値のあるもの」をいう。ファッションではビンテージデニムや、高級ブランドのビンテージバッグやビンテージウエアなどのユーズド(使用したもの)やデッドストックが人気となっている。これらは現代のアイテムとのミックススタイルで、洗練されたウエアリングを見せている。また2000年のコレクションでは、シャネルやクリスチャン・ディオール、フェンディなどの大御所をはじめとする多くのデザイナーが、ビンテージ風の作品を発表しているが、古びた素材感、色使い・柄の雰囲気を、加工の新しさでリッチに表現している。創造されたビンテージの登場といえる。