本来は売れ残った商品のこと。古着が注目されたことで、デッドストックも、希少性や個性的なデザインが価値となり、市場に再登場するものが増えている。新商品が次々と市場に出てくるファッションは、品質には問題がなくても売れる時期を過ぎると不良在庫品になる。これらの多くは、非常に安い価格で売りさばかれるか焼却処分される。しかし、中には倉庫に残っているものもあり、年月がたって、数が少ない、販売時のエピソード、デザインのユニークさ、独特の製造方法などの理由で価値が出る場合がある。特に現在、デッドストックの生地が注目を集めている。現在では作れないような手の込んだ製造方法の生地は、独自性の強い商品を作りたいデザイナーなどの目に止まり、一点物、限定商品として人気を集めている。