ファッショントレンドを意識したライフスタイル型複合ショップ。1990年代の花形であったセレクトショップの進化版。洋服を軸として、統一されたセンスで選ばれたCDやレコードショップ、花屋、化粧品部門、ギャラリー、カフェ等を併設したミニ「十貨店」的な要素がある。パリの「コレット」が先駆者的存在。日本では伊勢丹百貨店の「BPQC」をはじめ、大手アパレルの参入が著しいが、やや乱立傾向がある。そのためセレクトショップの草分け的存在である「ユナイテッド・アローズ」など、洋服屋の本道に戻るため、複合型をあえて否定するところも出てきた。