1905年にソウルに設立された韓国最大の卸売・小売市場。24時間営業で、衣料品から食料品まで日常生活品はすべてそろっている。90年代後半ころより1週間サイクルでトレンド商品に対応できる「早い・安い」製造システムが日本のファッションバイヤーの人気をよんだことや、「ミリオレ」などの大型ビルが相次いで建ったこともあり、ファッションタウンとしても注目されるようになった。2000年9月にそのミニ版「東大門市場」が東京・渋谷にオープンし、一般客でも値切り交渉できるシステムが話題をよんだ。その後横浜、大阪など全国に出店が相次いでいる。