単独で着るスポーティーなテーラードジャケットで、彫りのある金属ボタン、パッチポケットが特徴で、胸にエンブレム(紋章などをデザイン化したワッペン)をつけたものが多い。語源は「燃え立つ、赤々と輝く」の意味を持つブレイズ( blaze )で、ケンブリッジ大学のボートチームが着用した赤いジャケットに由来する。またスポーツクラブや紳士の社交クラブで着用されてきたクラブユニフォームとしてのブレザーはクラブジャケット( club jacket )とも呼ばれる。特有のストライプやトリミング使いも現在のトレンドに影響を与えている。トラッドが注目を浴びた2000年にさまざまにアレンジされたブレザーやクラブジャケットが登場した。