東京・渋谷109(とうきゅう)ビルを通称マルキュウとよび、そこで生まれるファッションを指す。ギャル系ファッションの聖地として世界でも稀有(けう)な存在。1990年代のコギャル発生から、厚底サンダル、ガングロ、カリスマ店員など、社会現象としても話題を振りまき、広くマスメディアにも注目されている。「セシルマクビー」「ココルル」などが代表的ブランドだが、最近は「ソードフィッシュ」「スライ」などマルキュウ卒業生や大人の女性に向けた「お姉系」ブランドが充実、ハワイアン調の「ロコ系」から「セレブ系」まで派手でセクシーさを競うテナントの多彩さが特徴。