バブル期に青春時代を過ごした Hanako 世代を母親に持つ子供(10~14歳)をターゲットとした市場。 SPEED が活躍した1997年頃から加速し始め、同時期に創刊した「ニコラ」「ピチレモン」などのジュニアファッション誌がマーケットに大きな影響を与えている。バブルジュニアはタレントを夢見る世代でもあり、ステージ衣装のようなポップで派手なファッションが多いのも特徴。モーニング娘。、松浦亜弥などを頂点に、ジュニア誌を飾る大沢あかね(元日本ハムの大沢監督の孫)などのモデルが小中学生のカリスマとしてあこがれの対象になっている。いち早くジュニアの特性に目を付けたナルミヤインターナショナルは、「エンジェル・ブルー」「デイジー・ラヴァース」などを立ち上げ、カリスマブランドに成長させた。2002年3月には渋谷109-2が「 JUNIOR STATION 109-2 」にリニューアルオープンし、ジュニアのメッカとして新たな話題をよんだ。