カウボーイブーツともいわれる。19世紀半ばからアメリカ西部のカウボーイたちの間で発展した独特のふくらはぎ丈のブーツ。急傾斜のヒール、ハート型の履き口、プルストラップ(ロバの耳とよばれる靴両側に付いた取っ手)など、実用性からきた独自のデザインと、表面のレリーフ(浮き彫り)加工やステッチ、アップリケなど、独自の装飾性が特徴。ミラノの「ブルーマリン」が'02春夏コレクションでボヘミアンルックのモデルに履かせ、白い着こなしが新鮮で話題をよんだ。2002年は、ロマンチックなスカートとの組み合わせが目立った。