和行さん、章子さん、本日は、ほんとうにおめでとうございます。
私、章子さんとは小学校のときからのおつきあいでございます。その遍歴をここでお話ししていては、それこそ夜になっても語り尽くせないほどですが、大学を卒業して章子さんは大学院へ、私は今の会社に就職とそれぞれ違う進路に進んでから後も、音楽会とか美術展とか、花の季節には梅や桜やあじさいを見に行きましょうと、あれこれ理由をつくっては誘い合ってまいりました。また、2人とも食いしん坊で、おいしいものや、ちょっとしゃれたレストランの情報をキャッチすると、すぐに意見が一致して、食べ歩きにもはげんだものです。
和行さんと章子さんとの出会いは、お互いに別々のグループに参加したスキー旅行が取り持つ縁だったようですが、これがまさに、愛縁機縁(あいえんきえん)と申すほかない、ほんとうに不思議な、よくいわれます、赤い糸に導かれてのめぐりあいでいらっしゃったのではないかというのが、お2人の出会いを間近で、感慨深く拝見しておりました者の感想でございます。
その後のお2人のおつきあいも、さわやかで、すでに息もぴったりの、これ以上は望めないほどのお似合いのカップルだと思います。ご結婚後は、さぞかしすばらしい夫婦になられることでしょう。
和行さん、章子さん、どうか、人生における最高のめぐりあいを大切に、りっぱな家庭をつくっていかれますよう、心から期待しております。
両家のご両親さま、ご家族のみなさま、本日はおめでとうございました。
章子、幸せになってね。