本日はおめでとうございます。
吉崎さんの喜寿のお祝いの個展を、同じ押し花の会に集う仲間の一人として、心から喜ばしくお祝い申し上げたいと存じます。
花というものは、ひと時美しく咲き、やがて色あせて散っていきますのが運命でございますが、押し花にすることで、その美しさを永らえることができます。その上、花を愛する制作者の心労辛苦(しんろうしんく)が加わることで、花には新たな生命が吹き込まれるようでございます。
ただいま、吉崎さんの、このような数多くの作品をまのあたりにいたしまして、日ごろのご精進と、花をいつくしまれるお暮らしぶりがしみじみとしのばれてなりません。まことにうらやましいかぎりでございます。
今後とも、どうぞ美しい作品をどしどし拝見させてくださり、わたしたち仲間を鼓舞激励(こぶげきれい)してくださるよう、お願い申し上げます。
ご健康とお幸せをお祈り申し上げて、ごあいさつとさせていただきます。