あやふやで、物事がはっきりしなくてぼんやりとしているようす。「曖昧」も「模糊」も、ぼんやりとしてあやふやなことをいい、「曖昧模糊」は、同じ意味の語を重ねて強調したもの。「曖昧糢糊」とも書く。

〔例〕物事の実体がはっきりつかめないときに、「吉田さんの釈明を聞いていても、曖昧模糊としていて、なにをいいたいのか要領を得ません」とか、「曖昧模糊とした表現が多く困ってしまいます」などと使ったりする。
〔類〕朦朧模糊（もうろうもこ）