2人以上の人の心と心が結ばれて、1人の人のように行動すること。他人同士が心も身も一つのようになり、強固に結合すること。「一心」を「一身」と書くのは本来は誤りだが、慣例として許されることもある。
〔例〕互いに信頼し合っているという意味で、「おまえとおれとは年齢こそ違うが、仕事の上では一心同体だ。これからも、このコンビは大切にしていこう」などと使う。また、結婚披露パーティーのスピーチなどで、「新郎新婦には、本日を機に新しい人生を歩まれることになりますが、これからの長い、お2人の人生には、決して平穏な日々が続くわけではありません。嵐や雨の日も多々あると思いますが、これを乗り越えていくには、夫婦が一心同体、心も体も一つになって努力を傾けなければならないことはいうまでもありません。末長く幸せであるためにも、互いに助け合い力強く生きていっていただきたいと、心から願っております」と使ったりする。