心がしっかりと定まっており、どっしりとしていてものに動じないこと。「確乎」は、信念がしっかりとしていること。「不抜」は、心がしっかりとしていてくじけないこと。「確固不抜」とも書く。
『易経(えききょう)―乾卦』に、「確乎其不レ可レ抜、潜竜也」とあるところから。
〔例〕「開幕して間もないというのに、打線を入れ換えるようではだめだ。キャンプのときから、今年は大物ルーキーを4番に置く構想だったのに、少々打てないからといって、7番に下げている。いやしくも監督たる者は、確乎不抜の精神でやらなくてはいけない」などと使う。
〔類〕確乎不動(かっこふどう)