心の中をすべて見せ合って、親しく交わる深いつきあい。信頼し合ってつきあうようす。互いに心を許し合った交際。「肝胆」は、肝臓と胆嚢をいい、転じて、心の中、心の底、誠の心などの意味。
〔例〕「大学でノートを借りたことがきっかけで友達となり、その後2人は肝胆相照という仲となった」とか、「ぼくが思ったことをありのままきみに直言したことで、きみがそれほど腹を立てるとは思いもしませんでした。長いつきあいを通して、ぼくときみとは肝胆相照という仲と思ってきたし、きみもまたそう思っていると信じていたからです」などのように使う。