ともに生存し、ともに栄えること。利害が相反する立場であっても、互いに助け合ってともに栄える場合をさしていう。「きょうぞんきょうえい」とも読む。
〔例〕「この通りにファーストフードの店が進出するのを阻止することには反対です。飲食店が競争しながら共存共栄するのが、商店街を活性化させます」とか、「自分の店の発展だけを望んでいては、これからの商戦に勝ち抜くことはできません。ライバル同士が手を取り合って共存共栄を考えることこそが、町の繁栄につながり、ひいては自分の店に利益をもたらす結果になるのです」などと使ったりする。
〔類〕同甘共苦(どうかんきょうく)/分甘共苦(ぶんかんきょうく)/共存同栄(きょうそんどうえい)