ふだんのどうということもない立居ふるまいをいう。「挙」は、行動すること。「措」は、静止すること。「進退」は、進むことと退くこと。「挙措」と「進退」はともに、ふるまいの意味。
〔例〕「彼は服装もぴたりと決まっているし、いかにもヤング・エグゼクティブという印象だな。挙措進退に一分の乱れもないやり手といった感じがするね」などと使う。
〔類〕挙措動作(きょそどうさ)/挙止動作(きょしどうさ)/挙止進退(きょししんたい)/起居動作(ききょどうさ)/坐作進退(ざさしんたい)