広さ、高さ、大きさなどがとてつもなく、かぎりのないこと。はてしなく大きいこと。「無辺」は、かぎりがないという意味。「洪大無辺」とも書く。
〔例〕成人式のスピーチなどで、「若いころの夢は大きければ大きいほどよいと考えております。私のように人生もなかばを過ぎますと、いやでも現実という壁にはばまれ、とかく夢はしぼんでしまいがちです。成人になられたみなさんは常に広大無辺の夢をもち、現実の壁を乗り越え、己の人生を豊かなものにしていってほしいと思います」というように使う。
〔類〕広大無量(こうだいむりょう)
――「無量」は、はかることができないほど量が多いことをいう。