仏教の言葉で、たいへん堅固でこわれないこと。金属の中でもっともかたい金剛石(ダイヤモンド)のように強くこわれないこと。
〔例〕結婚披露のパーティーなどで、「新郎は新婦にダイヤモンドの指輪をプレゼントされたとお聞きしました。ダイヤモンドのようにたいへんにかたくてこわれることがないという意味で、金剛不壊という仏教の言葉がございますが、新郎が新婦にダイヤモンドを贈られたのは、金剛不壊の愛を信じてのことに違いありません。私も、このおめでたい披露宴にお招きいただいた1人として、お2人の愛が永遠に続きますことを、心からお祈りいたします」というように使ったりする。
〔類〕金剛堅固(こんごうけんご)/不壊金剛(ふえこんごう)