三つの顔と六つの臂(ひじ)を一身にもつこと。転じて、1人で何人分も働くこと。さまざまなところで大いに活躍することをたとえていう。
〔例〕「この問題の解決には、中山くんの三面六臂の活躍に負うところ大であります」と使ったり、「牛の世話をするやら、畑仕事に出かけるやら、PTA副会長をつとめるやらで、そのころの母は文字どおり三面六臂の明け暮れでした」などと使ったりする。
〔類〕八面六臂(はちめんろっぴ)