この宇宙に存在するあらゆるもの。万物。「森羅」は、集まりかぎりなく並んでいること。「しんらまんぞう」「しんらばんぞう」とも読む。
『法句経(ほっくぎょう)』に、「参羅及万像、一法之所レ印」と記されているところから。
〔例〕賞を受けたあいさつのときなどに、「こんなにうれしかったことは物心がついてから現在まで1度もありません。森羅万象すべてが、私を支援してくれているように思えてなりません。この感激に報いるためにも、一生懸命力の続くかぎり、これからも努力を尽くしていきたいと思っております」というように使う。