心を痛め、つらい目にあって苦しむこと。「心労」は、あれこれ心配して悩むこと。「辛苦」は、つらい目にあって苦しむこと。同じような意味の言葉を重ねて強調したもの。
〔例〕「業績不振におちいり、営業所長は心労辛苦の日々を送った」といったり、また、開業記念のあいさつなどで、「私が事業に失敗して倒産してからというもの、私も妻もずっと心労辛苦の毎日でありましたが、こうして今日、みなさまがたのおかげで会社を再建することができました。この席を借りまして、心よりお礼の言葉を述べさせていただきます」というように使う。