よく晴れわたった日和。転じて、うしろめたいことがないこと。また、無実であることが証明されて、心が晴れ晴れとしていること。「晴天白日」とも書く。
『韓愈(かんゆ)―与崔群書』に、「青天白日、奴隷亦知二其清明一」とある。また、『朱熹(しゅき)―答魏元履書』に、「武侯即名義倶正、無レ所二隠匿一、其為レ漢復レ讎之志、如二青天白日一人人得而知レ之」とある。
〔例〕「殺人罪に問われて、再審で無罪となり、青天白日の身になったとはいえ、過ぎ去った長い年月は再び戻ってはこない」などと使う。
〔類〕白日青天(はくじつせいてん)