昼夜の区別なく道を進むこと。昼夜の区別なく仕事に従事すること。仕事の忙しいさまをいう。「兼行」は、夜も昼も休まずに行くこと。また、2日かかるところを1日で行くこと。
『呉志(ごし)―呂蒙伝』に、「使二白衣揺一レ櫓、作二商賈人服一、昼夜兼行、至二羽所レ置江辺屯候一、尽収二縛之一」とある。
〔例〕「4月の開業を目指して、昼夜兼行で工場の建設工事が行われた」などと使う。
〔類〕不眠不休(ふみんふきゅう)