自然のままで、おおらかでくったくのないこと。飾ったところがなく、自然の姿で真情が言葉や動作に現れるさまをいう。
『輟畊録(てっこうろく)―二十・狷潔』に、「(鄭所南先生)嘗自写二一幅一。長丈余、高可二五寸許一。天真爛漫、超二出物表一。題云、純是君子、絶無二小人一、深山之中、以レ天為レ春」と記されている。
〔例〕「今年の野口は随分調子いいね。もう10勝だ。勝因はなんといっても彼の天真爛漫な性格によるね」とか、「彼女が仕事を順調に広げ発展させることができたのは、その天真爛漫な人柄によるものが多い」などと使う。