一見すると対立、またはへだたっているように見える事柄が、実際は密接な関係にあること。外面と内心とが一つになっていること。表に出て活躍している人と裏方にいる人と協力して、一体となっているさまにもいう。

〔例〕「役者と裏方と表裏一体となってこそ、すばらしい舞台がつくれるのです」とか、「学校教育の成果を高めるには、教師の指導と家庭の協力が表裏一体をなしてこそ可能である」というように使ったりする。