余裕があってこせこせしていないようす。ゆっくりと落ち着いていること。「悠悠」は、ゆったりと落ち着いているさまをいい、「優優」とも書く。「緩緩」は、ゆっくりとして急がないさまをいい、「閑閑」「簡簡」「寛寛」とも書く。
『淮南子(えなんじ)―時則訓』に、「優優簡簡、百怨不レ起〈高誘注〉優簡、寛舒之意」とある。
〔例〕「レポート提出をどうしよう。もう締め切りまで2日しかないよ。ところで、きみは悠悠緩緩とのんびりしているが、もう書き上げてしまったのかい」とか、「俳句などつくって悠悠緩緩と人生を送りたいのだけれど、そんなことは今は夢だね」などと使ったりする。