道理にかなったことと道理からはずれたこと。また、まちがったことと正しいこと。物事の是非をさしていう。
〔例〕「最近の政治不信は、もう行き着くところまでいった。国の先頭に立つ者が、金銭の授受に対して理非曲直をわきまえていないからだ」とか、「面と向かって、ことの理非曲直を糾(ただ)すことのできる人は、近ごろは少なくなりました」などのように使う。
〔類〕是非曲直(ぜひきょくちょく)/是非善悪(ぜひぜんあく)