日本取引所グループ(JPX)、東京証券取引所(東証)および日本経済新聞社による新株価指数。2014年1月から運用が始まった。JPX日経400は、新興市場を含む東証全上場企業から、売買代金と時価総額の大きい1000社を選出し、過去3年間の自己資本利益率(ROE)、営業利益、時価総額を基準に400社を最終的に選別している。このように、新株価指数は利益率を基準とする指数である点で、成長企業への投資を促進させる効果が期待されている。
既存の代表的な株価指数としては日経平均株価225種、東証株価指数(TOPIX)がある。日経平均は東証1部上場の内、取引量が多く流動性が高い225種を選び、対象企業の入れ替えによる不連続性を修正した平均株価指数となっている。TOPIXは東証第1部上場株の時価総額の合計を各日の終値ベースで評価した指数となっている。