ゼロ金利政策、量的緩和政策の解除を進めながら、持続的な経済成長を維持させるような政策運営のこと。アメリカでは2014年10月末に量的緩和政策を終了したものの、ゼロ金利政策は続けられている。急激な政策方針の転換による金融引締め感の醸成を抑えるため、ゼロ金利政策は「相当な期間(considerable time)」維持すると表明。また、インフレ率が目標の2%を下回る間はゼロ金利政策の継続が適切とする一方、政策金利が通常の水準に戻るのは2017年末にかけてと表明、徐々に正常化を目指す方針を示している。