国庫金の収支において、受け払いの時間的ズレによる一時的な資金不足をまかなうために発行される短期の国債。2009年2月より、割引短期国庫債券と統合され、国庫短期証券となった。政府短期証券は、財政法に基づく財務省証券、食糧管理特別会計法に基づく食糧証券、外国為替資金特別会計法に基づく外国為替資金証券の3種類に、01年4月に財政融資資金証券が、03年12月からは石油証券が追加されたもの。政府短期証券の発行方式は、1999年4月より公募入札制度が導入され、公募残額が生じるなどの場合、例外的に日銀引き受けが認められていた。