民主党の第3代目の野田佳彦内閣は2011年9月2日に成立した。当初から第3次補正予算の早期編成を目指していたにもかかわらず、閣議決定は遅れ10月7日になった。予算規模は12兆1025億円となり、補正予算としては大規模になった。内訳をみると、東日本大震災関係経費が11兆7335億円となり、第1次補正予算と第2次補正予算の震災関連の支出の総額を大きく上回った。財源については復興債が11兆5500億円発行されることになった。なお、第3次補正予算及び復興財源の基本的方針において、復興財源としての税制措置や復興債に関する発行期間(集中復興期間の5年間)などが定められている。