顧客との預金・貸し出し・送金・決済などの取引チャンネルとして、既存の銀行のような支店網に替えて、もっぱらインターネットを用いる銀行。日本のインターネット専業銀行としては、ジャパンネット銀行(三井住友銀行などが2000年10月に開業)、イーバンク銀行(日本テレコム、伊藤忠などが01年7月に開業)、ソニー銀行(ソニーなどが01年6月に開業)、住信SBIネット銀行(住友信託銀行、SBIホールディングスが07年9月に開業)、じぶん銀行(三菱東京UFJ、KDDIが08年7月に開業)が挙げられる。なお、07年には、日本政策投資銀行がイーバンク銀行に資本参加して筆頭株主となった。インターネット銀行の口座数は、インターネット・ショッピングなどの決済に便利、24時間利用が可能、預金金利が一般の銀行との対比で高いなどの理由から順調に増加している。