子会社や事業部門の経営陣が、投資ファンドをはじめ金融機関等からの投融資を受け、親会社から会社や事業を買い取り独立すること。株式は非公開となり、経営者や投資ファンドが大株主となる。株式の非公開化により経営の自由度は高まるが、株式公開企業と比べると外部からの資金調達が困難になる。また、個人投資家等の不特定多数の株主とかかわることはなくなる一方で、大株主となる投資ファンド等と良好な関係を築くことが重要となる。日本では2000年ごろから頻繁に行われており、すかいらーく、ワールド、ポッカなどが行っている。なお事業部等の再編を行い、将来的に再上場をすることを踏まえてMBOを行う企業もあり、再上場を果たした企業には、キトーやシーズメンがある。