計画を立て(plan)、実行し(do)、その結果を評価(check)し、改善する(act)という一連のプロセスのこと。品質管理の権威であるエドワード・デミング博士が提唱したことから、欧米ではデミング・サイクルともよばれる。PDCAサイクルの最大の特徴は一連のプロセスを次の計画に反映させることにある。新たに計画を立案する際、これまでのPDCAサイクルを再検討することにより、より良い成果をあげることが期待される。現在、PDCAサイクルの考え方は政府や自治体による政策、プロジェクトの評価や、ISO14001規格における環境マネジメントシステムなど、品質管理以外の幅広い分野でも取り入れられている。