土台(基盤)となる製品やサービスである「プラットフォーム」の上に、最終的なサービスや製品(たとえばアプリケーションソフト)を自身で提供せずに、その基盤(プラットフォーム)を押さえることで、自動的に自社の収益が上がるようなフレームワークを構築するような戦略のこと。代表的なプラットフォームとして、マイクロソフトのWindowsやアップルのiPhoneやiPadなどが挙げられる。プラットフォーム提供者は、プラットフォームという首根っこを押さえているから利用料が入ることで稼ぐことができる。また、プラットフォーム参加者のニーズをいち早くキャッチすることで、他のビジネスに結びつけることができる。プラットフォーム参加者もまた、単一企業のリソースでは困難な事業展開を実現できる可能性があるかもしれない。しかしながら、プラットフォーム参加者はプラットフォーム提供者に依存しすぎると、プラットフォームの利用コストの増加などのリスクを負うこともある。